普通、学校の壁などに貼り付けられている世界地図は、メルカトル図法によって作成されています。
フランドル出身の地理学者メルカトルが発表した地図に使われた地図投影法(1569年)です。
この地図の特徴から北極、南極といった極周辺では、距離や面積は過大に表現されます。例えば高緯度のグリーンランドは実際より17倍も拡大されているのです。
この様な不正確な地図を我々は何故使用してきたのでしょうか?この地図を使用するメリットというものが存在していたのでしょうか?当然の疑問とも思われます。
私も、以前数学を教えている際に何故か質問された覚えもあります。
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